2017年12月に投稿した記事

ガンジス川、聖なる川

シャワー、洗濯、トイレ。

火葬した死体もこの川に流れる。

それは、幸せなことらしい。

死が目の前に迫っている人は、聖地バラナシでその時を待つ。

生活の川であり、人を送りだす川。

同じものさしで日々をすごしていないか。と問う今日

今でも会いたいひとがいる。

その一人が、大阪で庭師をしている人だ。

ウズベキスタンで彼と出会い、

彼が撮ったから、自分も撮ったその景色。

なんだか温かみを感じた。

温かみのあるものが好きだ。

暑い国のレンガの家々。

このときだけ感じた何かがあったはず。

だから、来年は大阪に遊びに行きます。

またいろんな話をしましょう。とメリークリスマスを一緒に伝えます。

旅を思い返すと、中央アジアの楽しさを思い出す。

なぜだろう。

祈る気持ちに圧倒されたこと

建物の美しさ

ウズベキスタンは僕にとって考えさせられる国だった。

写真はお土産やさんに売っていた大皿大のプレート。

全部手作りだった。

本気でお土産を買いたいと思った記念すべき第一回目!

ぐっと気持ちをこらえて、バックパックをまた背負う。

まだまだつづくよと心に唱えて。

 

あつい国だった。

走っている景色は砂漠のみ。

目的の違う人々が集まる楽しみを寝台列車が教えてくれた。

羊肉がはいったトマトスープ飲みながらかじったパン。

同じ席のおじいちゃんが分けてくれた。

厚めな外側に内側へこんだ円盤型のパン。

パンはウズベキスタン サマルカンドの名物らしい。

味の感想は、思い出の後ろに置いておこう。

外の景色より車中に記憶の厚みがあったウズベキスタンの寝台列車。

一本の道で世界が変わった。

中国のウルムチに行ってからモスクに出会い、それまでモスクの存在を知らなかった。

道路の手前は漢民族。人の顔も違う。

イスラム圏に入って、陶器のような青いモスクに魅せられた。

宗教も人種も文化もある。

記憶に国境つけるなら、

モスクが美しかった、ということにしよう。

今日の美しいはどこにあるだろう。